どうも、”のなめ”です。
今回は品質管理検定(以下QC検定)について紹介したいと思います。この記事を書いている時点では「3級取得のみ」、2級を2,3回くらい受検して『不合格』となっております。
今後受検をして、知識を習得していくためにも、ここで1から振り返っていき自身の勉強も兼ねていますのでよろしくお願いいたします!!!
QC検定ってどんな試験?
下記、公式サイトにて詳細は記載されていますが、簡単に紹介していきたいと思います。
QC検定 | 日本規格協会 JSA Group Webdesk
QC検定とは?
QC検定とはどんな試験なんだろう、ということで下記になります。
「品質管理に関する知識をどの程度持っているかを全国で筆記試験を行って客観的に評価を行うもの」
引用元:品質管理検定(QC検定)とは | 日本規格協会 JSA Group Webdesk
QC→『Quality Control』なので、まさしく品質管理に関することですね。『品質管理部門・品質保証部門』系の部門・部署のみ受ければいいように思いますが、『品質』は技術系に携わる人にも必要になります。というより、特に製造業ならかなりの部門で『品質』について考えたほうが良いと思います。
また、一部の手法については、「その数値の妥当性」なんかもわかったりするので覚えておいて損はないです!
どんな級があるの?
1級から4級まであります。受験資格はどの級も制限はありませんが、それぞれ合格基準があるので、そこはクリアしなくてはなりません。
4級については、テキストもあるので一度確認してみてはいかがでしょうか。
どんな試験なの?
4級では、下記の区分けはないようですが、1~3級では、『手法編』と『実践編』に分かれています。よくある『実技』と『学科』みたいな感じですね!何回か受験した感じ、数学・統計学的センスが必要な気がします。そこまで難しい感じはしないんですが。。。
手法編
『データのとり方・まとめ方』をはじめ『QC七つ道具』『新QC七つ道具』『検定と推定』『抜き取り検査』『実験計画法』『相関分析』『単回帰分析』『信頼性工学』などなど。
問に対して、公式を当てはめ、計算を解くような問題が多いです。
実践編
『品質の概念』『管理の方法』『品質保証』『品質経営の要素』などなど。こちらは計算式ではなく、品質にかかわる言葉とか考え方なんかが並びます。
手法編であるような計算問題だと、与えられた回答や問題文にヒントが隠されていたりしますが、実践編は『言葉』を暗記しないと少々苦戦する内容になっています。
取得することでなにがいいの?
どの試験・資格でもそうですが、取得したからと言ってすぐに役に立つかというとそうではないと思います。統計学的なことを学べるので、『部品の精度・ばらつき』がどの程度あるかなんかが分かったり。
『抜き取り検査』の考え方とか、『部品の不良率』『歩留まり率』なども、製品を作るうえで必要な知識になってくるので、役に立ちます!
ぜひ受験を考えてみてはいかがでしょうか?